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オーストラリア ワーホリ で ファーム デイオフカウント 付き プランティング という仕事

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オーストラリア ワーホリ で ファーム デイオフカウント 付き プランティング という仕事

オーストラリアにワーホリで来たらファームに行く人も多いのでは?
稼げて、英語環境で、デイオフカウントもついてるそんなファーム探してませんか?
結論から言うとあります!
しかしファームじゃないです。それはフォレスターのプランティングという仕事。

プランティング ってどんな仕事?

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プランティングと聞いてピンとくる人はあまり多くはないだろう。
自分自身ファームを探し始めて、初めて知った。
どんな仕事かというと、ズバリ木を植える仕事。
フォレスターという職業で、17年の法改正後の厳しくなった職業リストのMedium and Long Term Strategic Skilled List(MLTSSL)にもまだ残っている。
日本で林業経験のある方は今では無理ゲーとされている永住権最短ルート!
フォレスターの仕事はほかにもグラスカッティングと呼ばれる草刈りや、除草剤を撒く仕事もある。
どの仕事につくかは時期とタイミング次第。
自分は4月から始めたが、Maryborough周辺は本来その時期終わっている。
自分の時はたまたまハリケーンで前に植えた苗が流されたので、仕事にありつけた。
ある時は木材加工用の杉の木を植え、またある時は国立公園で オーストラリア 原産のガムツリーなどを植える。
地球温暖化が叫ばれる中、CO2を削減を自分の手ですることでき、不毛な土地を緑に変えるお手伝いができる。

どんな感じの流れだったか?

きっかけはシェアメイトのワーホリの子だった。彼はどうやらその仕事をしていたらしい。
聞くところによると、稼げて、ヨーロピアンばっかりの英語環境で、 デイオフカウント もある!なんだその夢みたいな仕事は?
百聞は一見にしかずレッツゴーということで行ってみた。
自分がスタートしたのは、Tincan bayというQueenslandのSunshine coastのさらに北。
Bundabergとの間にある、小さな港町。(tin can bayについてはこちら)
コントラクターとコンタクトをとり,なんとか働けることに。
早朝4時に家の前まで迎えに来てくれるという。ちなみに自分はたまたまスーパーバイザーの家の近くに部屋を借りていたのでピックアップしてもらえたが、大方のワーホリはバッパーからピックアップ。
早朝(てか3時に起きたから夜中か)ユートに乗せられ、1.5時間ほど移動しMaryboroughという現場に着いた模様。
辺りはただただ、だだっ広い土地が広がっている。
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どうやらここに苗を植えるらしい。
ベルトとスペードと呼ばれるシャベルを渡される。植える木はトレーに入っていて、それをベルトに左右1トレーづつ引っ掛ける。
あとは延々とその木を植えていくのだ。
ハッキリ言ってメチャクチャ辛い。みんな始めの1週間はマジでキツいと言っていたが、
本当に辛い。それでも初日は$100稼げた。いいぞ。
どこのファームにもマシーンのような奴がいるようだが、稼ぐやつは$300/日とか稼いでる。
日本では歩合の仕事なんてあんまりやったことないけど、頑張った分報われるのはいいな!
でも毎日が自分の限界との勝負なのでマジで辛い。
そこは42本/トレーの$7/トレーだったので、22トレーで$150税引き前という内訳。

自分は初日15トレー植えることができた。

1か月後にはコンスタントに22トレー近く植えることができるようになった。

体力仕事だから女性は無理なんてことはなく、女の子もけっこういた。

「今までの人生で最悪の仕事だわ」とかいいながら始めたての自分より植えていた。

ちなみにみんな大体口コミで探し当ててくるようだが、Facebookでも見つけられるようだ。

どこに植えたか?

プランティング の仕事は現場がコロコロ変わった。

苗を植えつつオーストラリアを旅する、さながら プランティング ジプシーの様相。

自分はファームが終わったら田舎をラウンドするつもりだったので一石二鳥。

訪れたのはMaryborough(QLD)→Marysville(VIC)→Bairnsdale→Goolgowi(NSW)→Alvert→Texas→Yetman

1か所の滞在は4日から1か月くらいとまちまち。

その度に、10人乗りのボロいすきま風の入るランドクルーザーに、荷物と人間をタコ詰めで移動(笑

移動費がかからなかったのが唯一の良かったこと。

ちなみに最初のMaryborough以外は、CO2という政府とつながった会社の下請けだったので、公共事業。

この会社の仕事は、$2.5/トレーとレートが安く地球には優しいがサイフには優しくなかった(笑

必要な道具

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借りられるもの

・ベルト(職人さんが下げる腰袋みたいなもの。)

・スペード(シャベルのこと)→短くて、先の尖ったのがやりやすい。

自分で用意するもの

・手袋→色々使ったがAnsellの薄手がベスト。Woolworthで$8くらい。

・長袖→大体みんな作業用でよくある蛍光オレンジとかイエローのやつを着てる。直射日光強いところは長袖必須。

・長ズボン→なんでもいいがポッケ多い方が便利。藪の中入ったりするので、短パンはおすすめできない。

・ブーツ→Big Wなんかで$60くらい。もうちょい安い靴ひも無しもあるが、かなり歩くし砂が入るので、ひも有がベスト。掘った穴を踏み固めるので、スニーカーはおすすめしない。

・帽子→直射日光除けには麦わら帽子がベスト。寒いとこだとニットが温かい。

・クッション→重いベルトが腰に当たって痛いので。ヨガマットを切って挟むのが主流。自分は途中でスポンジをゲットできた。

・手首サポーター→毎日本気でプランティングしてると大体みんな手を痛める。Kmartで包帯みたいのが$6。

・ジップロック→音楽聞きながらやる場合はスマホを中に入れてホコリから守ろう。自分はこれを知らず一回iPhone壊れた。

 

”保存版!”最も早い植え方 基本の流れ

文字だとわかりづらいが、3-4か月の経験から最も効率的に早く植えられる方法。

頭でやり方はわかっても、実際やるのはむずかしい。

・左手でトレーから苗をとりつつ、指定の間隔ぶんステップ

→受け手が自分の方に向くように持ったスペードを、右手でを投げるように突き刺す

→スペードを奥に倒し土を掘り起こし、手前に戻し、空いたスペースに左手で苗を、できるだけ奥深くに突っ込む

→上体を起こし右足のかかとで力強く地面を蹴り固める

あとはこれをいかに早く、量をこなすことができるか。Good luck!

合言葉は「Nice and deep! Tight and straight! Same as girl hahaha」ってスーパーバイザーはいつも言っていた。

出会った動物

大体 プランティング するのはド田舎の荒野なので野生動物にはしょっちゅう出くわす。

野良馬 野良牛 カンガルー ワラビー エミュー ハリネズミ 野良豚 ヘビ カエル カニ (ウォンバットの巣穴)

記録

最後に自慢じゃないけど、自慢です。すいません。

3-4か月の間に自分がたたき出したレコード。

106トレー 約10㎞/日徒歩 約4000本/日 約週$1500

-オーストラリア

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